PET DOG & Owner's Adviser って?
ブログって、あまり思いを温めすぎると書けないものなんですね。
書きたいことはたくさんあるのに、何から書けば良いか迷っているといつまでも書けないので、あまり考えずに書いていくことにします。まだ誰も見てませんしね(笑)
自意識過剰が悪い癖です。
今私は「家庭犬共生アドバイザー」というのを勉強しているわけですが、これは犬の行動分析学を基に、「飼い主さんを親に育て、犬を成犬に育てるための躾、訓練、暮らし方、育て方、人間社会で自由に共生できるように人間社会適応化教育と指導する専門家」(テキストより)というものです。
所謂”ドッグトレーナー”は犬を躾けるのがメインなのに対し、共生アドバイザーは飼い主さんに愛犬ちゃんを理解してもらい、躾や暮らし方のアドバイスをし、愛犬ちゃんの専属トレーナーになってもらうためのサポーターになります。
ドッグトレーナーとしての基礎知識や技術とともに、人の行動や性格等が影響して出来る犬の行動問題のメカニズムを把握し、より良い犬との暮らしを提案します。
・・・ということを勉強しているわけです。
私自身、17年ほど前は躾というものに悩んでいました。
あまりにも思い通りにいかず、本当に育児ノイローゼ寸前というところでした。
大型犬で制止がきかないハイパーなラブラドール、誰かをケガさせてはいけないと、すぐ保険にも入ったほどです。良く冗談で、この子を殺していっそ私も・・・みたいなことも犬友達に言っていたくらいです。
散歩のひっぱり、飛びつき、甘噛み、拾い食いと、それはもう悩みのオンパレードでした。エネルギーも持て余していました。
今思うと、理屈もわからずにただ本や躾教室の言うことをしてただけだったんですよね。犬の気持ちも、自分の思いさえも置き去り。うまくいくわけないんです。
きっと心のどこかに、誰から見ても良い子だと思われたい、っていうのがあったんですよね。
親バカですが、すごく頭の良い子だったんです。天真爛漫で、人が好きで。生涯でただの一度も人や他の犬を噛むことはありませんでした。
犬生を通して、たくさんのことを教えてくれました。模索しながらも最期は介護、看取りまで出来たことが、今は私の自信と支えになっています。
彼との暮らしはかけがえのない幸せでした。
でも今ならもっともっと良い信頼関係を築けただろうなという思いがあります。
良い信頼関係を築くには、まず「犬」を知ること。それから人との共通点を知ること。
その上で人の社会で生きる方法を教え、育むこと。叱るのではなく、教えること。
犬と暮らし、共に生きる楽しみを見つけるために、飼い主も犬も一緒に出来ることがたくさんあります。
アドバイザーとして、少しでもそのお手伝いが出来れば私は本当に幸せです。